Tポイントの導入や、その後のサービス終了など迷走している感が否めない三越伊勢丹。
dカードも当初は特約店で2%還元でしたが、2019年10月から1.5%に改悪。
そして、2021年4月からは特約店ポイント自体が終了し、還元率は1%になってしまいます。
今回は、三越伊勢丹のポイントサービスについて紹介したいと思います。
3月末でdカード特約店契約終了
三越・伊勢丹のdカード特約店契約が、2021年3月31日の利用分で終了します。
これまでdカードで支払うと、通常ポイント1%にプラスして、特約店ポイントとして200円(税込)につき1ポイントが付与されていました。
0.5%の改悪ではありますが、これがあるからdカードで支払いをしていた人も多いはず。
実は2019年10月に特約店ポイントの改悪が行われていました。それまでは通常1%に加えて、特約店ポイント1%が付与されていましたが、特約店ポイントが0.5%に下がりました。
Tポイントの導入と撤退を見ているだけに、やっぱりというかまたかというか。
ちなみに三越伊勢丹でTポイントが導入されたのは、2016年5月。終了したのは2018年3月。還元率は0.5%でした。
三越・伊勢丹のお店で貯まる共通ポイントはない
タカシマヤなら、dポイントとPontaポイント。大丸・松坂屋なら、楽天ポイント。
このように、各デパートは自前のポイント以外にも共通ポイントを導入しています。
しかし、Tポイント終了のあと、三越伊勢丹はこのような共通ポイントがありません。
三越伊勢丹オンラインストアならd払いOK
dカードの特約店契約が終了する三越伊勢丹ですが、オンラインストアならd払いが利用可能です。
d払いの支払いにdカードを紐付けていれば、オンラインストアの場合はd払いで還元率1%、カード決済でさらに1%還元となります。
d曜日などのキャンペーンを狙って買い物すれば、さらに還元率が高くなります。
店舗では導入されていないので、注意が必要です。
d払いの場合、dポイントを使った支払いもできるので、使い道に困ったdポイントの消化方法としても有効です。
ただオンラインストアに、店舗で取り扱っているすべの商品が並んでいるわけではありません。ない商品も多いです。
他社ポイントの導入、撤退、改悪など若干迷走している感が否めない三越伊勢丹。
それならば、MIカードの還元率を上げてほしい。
もしくは、ほかのデパートにはないサービスを提供してくれないだろうか。消費者としては、そのあたりに期待せずにはいられません。
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