東京駅八重洲口の目の前に、3番目となる東京ミッドタウンが2022年、誕生します。
39-45階には、日本初進出となるラグジュアリーホテル「ブルガリホテル東京」が入居。地下1階から3階までは商業ゾーンとなるほか、野外テラスやバスターミナルも設けられます。
八重洲地下街や東京駅とも地下1階で接続し、利便性も抜群!
今回は、この「東京ミッドタウン八重洲」について紹介したいと思います。
目玉となる「ブルガリホテル東京」
この施設で最も注目を集めているもののひとつが「ブルガリホテル」です。
ミラノやロンドン、ドバイ、バリなど世界展開されていて、公式ホームページでは2023年「東京」と記載されています。
ミッドタウン自体は、2022年竣工と発表されていますが、ホテルはその後になるのかもしれませんね。
ちなみに、2021年にはパリ、22年にはローマとモスクワなどに開業予定となっています。
ブルガリホテル東京は、ツイン・ダブルルームが中心で、そのほかにラグジュアリーなスイート、究極のブルガリスイートなどもあるそう。多彩なタイプの部屋が設けられ、全98室。
イル・バール、イル・リストランテ、暖炉のあるラウンジなどブルガリホテルの代名詞ともいえるレストランなども入っています。
そのほかの施設として、フィットネスジム、25メートルのプールもあります。
インテリアデザインは、他のホテルと同じくイタリアの建築設計事務所アントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィールが手がけます。
建設が進む現在の様子
2018年に着工されており現在、建設が進んでいます。
2021年4月の様子は↓のようになっていました。
かなり上の階まで出来上がっています。
東京駅八重洲口を出ると、否応なしに目に入る巨大さです。
完成すると、八重洲の雰囲気が変わりそうな予感。
ちなみに、丸の内側から見ると、↓のようになっています。
一番左のタワークレーンが乗っているのが、建設中の東京ミッドタウン八重洲です。
商業エリアには約60店舗が入居予定
地下1階から3階までは、商業施設が入ります。
面積や約8,500平方メートルで、約60店舗が出店する予定です
東京駅の八重洲地下街と地下1階部分で接続。八重洲地下街経由で東京駅へのスムーズに行くことができます。
オフィスは東京駅周辺で最大級の面積
7階から38階はオフィスフロアです。
東京駅周辺では最大級となる基準階専有面積約4,000平方メートル。
24階にはテナント専用無料ラウンジ。7階にはテナント専用貸し会議室がもうけられます。
そのほかにも、4、5階には野外テラス、ビジネス交流施設などが入り、働く人や訪れる人にとって利用しやすい工夫がされています。
なんと区立城東小学校も入るそうです。ブルガリホテルと同じビルに区立の小学校があるというのもすごいですね。
地下2階にはバスターミナル
現在、東京駅周辺に分散している高速バス停留所が集約されます。
これは利用者にとってはありがたい!
空港や地方都市と東京を結ぶ高速バスが発着する大規模バスターミナルになります。
八重洲、日本橋エリアの再開発に注目!
この東京ミッドタウン八重洲は、まさに東京駅の目の前。
反対側の丸の内と比べると、若干おしゃれ感少なめのイメージだった八重洲ですが、これからどんどん進化していきそう。
さらに八重洲の先に続く日本橋も再開発が進んでいます。
日本橋の上にかかる高速道が地下に入る計画や、ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランドホテル「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」も2026年に開業すると発表されています。
これらの再開発は、三井不動産が手掛けています。
丸の内の開発が一段落した今、八重洲、日本橋にこれから注目が集まりそうです。
コメント