豊かな自然、鳥のさえずりが魅力 新潟県・胎内市の奥胎内ヒュッテで癒やされたい

新潟出身の私が以前から気になっている奥胎内ヒュッテ。この宿、とても山深い場所にあります。

県をまたぐ移動の自粛も解除され、早くどこかへ出かけたい。そう思っている人も多いと思います。ですが、まだ人混みは避けたいですよね。

この宿は、飯豊連峰登山口に位置し、ブナの原生林の中にあります。そして、かなり山奥にあるので、混雑とも無縁。

在宅勤務や外出自粛で溜まったストレスを発散するにはもってこいの場所といえます。

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宿までのアクセス

どのくらい山深いところにあるかというと、最寄り駅のJR中条駅から約30キロあります。

曲がりくねた道を、しばらく根気強く進んでいくと宿に到着します。道路は全て舗装されていますが、途中細くなっているところもあります。

この過程が、自分はずいぶんと山奥へ来たんだなと実感させてくれます。

道を進むうちに、あたりの景色は街から山へと変わっていきます。これからの新緑の時期は、特にすがすがしい気持ちにさせてくれます。

そしてまた、秋の紅葉の時期も見渡す限りが赤く染まります。

アカショウビンなどバードウォッチングも可能

この奥胎内ヒュッテ、夏と秋しか営業していません。というのも、このあたりはとても雪深いからです。

宿の周りには、いい意味でなにもありません。コンビニも民家も、気を散らすようなものが何一つ見当たりません。

そして、携帯の電波も通っていません!公式ホームページによると、ロビーで無料のWi-Fiを利用できるそうです。

あるのは自然豊かな風景のみです。

2020年は6月1日にオープンしました。

お風呂は温泉ではありませんが、奥胎内の天然水を使っているそうです。そして、眺めが最高です。辺り一面緑に覆われています。

このあたりはバードウォッチングにも適していて、アカショウビンが見られることでも有名だとか。

ちなみに、この奥胎内ヒュッテと、ヒュッテの手前にある胎内観光ホテルなどの観光施設は胎内市の第3セクターが運営を行っています。ここで作られている「胎内高原ワイン」は、私のオススメの国産ワインでもあります。

オススメの過ごし方

とにかく何もしない。目の前の自然を楽しむ。思いっきり空気を吸う。

このあたりはブナ林に囲まれているため、散策するだけでちょっとしたハイキング気分を味わえます。

また、ヒュッテのすぐ奥には、2018年度に完成した奥胎内ダムがあります。1990年度に建設に着手。2018年度に完成したという、約30年の歳月をかけたプロジェクトでした。

このダムは、流水の正常な機能の維持、水道用水の供給、発電を行う多目的ダムとなっています。7月から10月の間は、新潟県が施設見学を行っているので、参加しても楽しいかもしれません。ただし、平日のみです。

帰りにはロイヤル胎内パークホテルでおみやげを

ヒュッテの手前には、ホテルや観光施設が集まる胎内リゾートがあります。

ロイヤル胎内パークホテルは山奥にあるのに、びっくりするほど立派な施設です。売店で特産の胎内高原ワインや地ビールを購入するのもお勧めです。

また、ヒュッテは温泉ではありませんが、ホテルには温泉あり!日帰り入浴も可能です。

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