北は北海道から南は九州まで、全国各地にワイナリーがありますが、新潟のワイナリーをご存じでしょうか。日本ワイナリー協会のホームページによる、新潟県内には7つのワイナリーがあります。
今回はその中から私が飲んだことがあるおすすめワインをご紹介したいと思います。
最近のおすすめ!胎内高原ワイン
ここ最近、試してみてリピートしているのが「胎内高原ワイン」です。なんとこのワイナリー、新潟県北部にある胎内市が直営しています。
ワイナリーの設立は2007年と、企画的新しいです。畑の面積は約6ヘクタールと、広大です。ブドウの木が植えられる前に畑を見学したことがあるのですが、こんなにおいしいワインがつくられるようになるとは想像していませんでした。
栽培している主なブドウは、白ワイン用がシャルドネやソーヴィニヨンブブラン。赤ワイン用が、メルローやツヴァイゲルトレーベ。寒冷地に適した欧州系品種にこだわって垣根式栽培をしています。
Japan Wine Competition 2017(日本ワインコンクール)の欧州系品種赤部門で、「ツヴァイゲレトレーベ2016」が銀賞、「アッサンブラージュ ルージュ レゼルヴプリヴェ2016」が銅賞、白部門で「アッサンブラージュ ブラン レゼルヴプリヴェ2014」が銅賞を受賞しています。
以前は新潟県内のスーパーなどでも販売されていたのですが、最近は品薄らしく見かけなくなりました。2018年12月に新潟に帰ったときは、新潟伊勢丹で売られていたので、今回ものぞきましたがありませんでした。電話で新潟三越にも問い合わせましたが、やっぱりなし!次回入荷は未定だそうです。
というわけで、だんだん手に入りづらくなっている胎内高原ワインです。
私が飲んだことのある商品は、「アッサンブラージュ ルージュ2015」、「アッサンブラージュ ルージュ2016」です。
2,000円ほどの価格ですが、とても飲みやすいです!口当たりもよく、どんな料理にも合いそうです。
観光地としても有名!カーブドッチワイナリー
続いては、新潟市の角田山のふもとにあるワイナリー「カーブドッチ」です。海に近いエリアです。レストランや温泉施設なども併設されており、観光目的としても楽しめます。
ここを運営する欧州ぶどう栽培研究所が1992年にぶどうをこの地に植えて、スタートしました。2018年3月にはオープンした東京ミッドタウン日比谷に料理とワインを提供する店もオープンさせました。
ホームページを見ると、20種類以上のたくさんのワインが販売されいています。私が試したことのあるのは、テーブルワインシリーズとされているミリュルージュです。価格は、2017年のもので2,200円。派手さはありませんが、飲み飽きしない味でした。
ラベルもおしゃれなので、県外の人へのプレゼントにもいいかもしれません。
実は、ワインよりもおすすめなのが、こちらのワイナリーにある温泉施設「ヴィネスパ」です。
露天風呂は泉質の違う2つがあり、周りの緑を楽しみながら入浴することができます。とにかく施設がきれいで、空間が贅沢に使われています。
2階のリラクゼーションルームには、座り心地のいい椅子が用意されていて湯上がりに休むことができます。大きな窓から、新緑や雪景色など四季折々の自然を楽しむことができます。
大人がゆっくりと楽しむことができる日帰り温泉です。入浴料は新潟県内としては高めの1,000円です。ちなみに宿泊もできます。
そのほか自家製酵母パンやジェラー、ビール、ハムやソーセージなども販売されています。
カーブドッチの周りには、この土地に惹かれて集まってきたワインの作り手が「フェルミエ」や「ドメーヌ・ショオ」などそれぞれのワイナリーをオープンさせています。いくつか回ってみるのも楽しいかもしれません!
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