10年ぶりに新潟・岩室温泉「著莪の里 ゆめや」（新潟市西蒲区）に宿泊しました！
行きたいとずっと思っていたのですが、なかなか機会に恵まれず。
人気宿でもあるため、予約を取るのも困難です。
新潟出身の私が自信を持ってオススメする温泉宿のひとつでもあります。
今回、運良く再訪できましたので、レポートしたいと思います。
全館10室の静かな宿
10年ぶりということで、若干記憶が薄れている部分もありましたが、この宿で1番印象に残っているのは料理の美味しさ、そして館内の静かさです。
大浴場に行くとき、夕食会場に行くとき、部屋から移動する際、ほとんどほかの宿泊者に会うことがありません。
酔っ払って千鳥足で歩いているおじさん集団もいません。
さらに、1階大浴場も自分ひとりか、いても他の人が1人、多くて2人という状態でした。
そして、部屋にいても、ほかの宿泊者の気配を感じることがほとんどありません。
部屋の窓から見えるのは、木々の緑のみ。
まさに身体を休めたい、静かにゆっくりしたいといった大人のための休日にピッタリです。
ゆめやのお風呂
内風呂が1つ、露天風呂が1つのシンプルなスタイルではありますが、なにしろ人が少ないのでのんびり、ゆったり、思う存分からだを伸ばせます。
というのも、露天風呂付きの客室が多いので、大浴場に来る人が少ないのかもしれません。
特に大浴場の露天風呂は、緑に囲まれているので、すがすがしい気分に浸れます。
泉質は弱アルカリ性です。効能は、神経痛、筋肉痛、冷え性、疲労回復、健康増進などなど。
温まりやすく冷めにくいため、血行がよくなるそうです。保湿効果が高いため、肌がしっとりする効果も期待できるとか。
含硫黄なので、温泉らしい匂いが漂っていました。
ショット嬉しい休憩処「ことり葉」
大浴場へ行く途中に休憩処「ことり葉」があります。
コーヒーメーカーと水などの飲み物が用意されているんです！
ちなみにコーヒーマシンは「KEURIG（キューリグ）」、コーヒーカプセルはUCCの有機栽培珈琲が用意されていました。
壁伝いにカウンターが設けられており、椅子に座って休むことができます。
窓からは、広い庭を眺めることができます。さらに双眼鏡も用意されており、バードウォッチングを楽しめます。
翌日、朝風呂の帰りにもう一度ののぞくと、飲み物が増えていました！「バナナ酢」「オレンジジュース」「牛乳」。
ちょっと幸せな気分になりました。
客室は？
建物はそれほど新しくありません。
私が泊まったのは、2階の和室です。手入れが行き届いていて、シンプルで、目障りになるようなものが一切ありません。
これも静かに過ごすという意味では重要ですよね。
とても居心地がよかったです。
ちなみに部屋の冷蔵庫は↓こんなでした。右のガラス瓶に入っている麦茶と、左の甘酒ゼリーは無料でいただけました。
宿泊してみて
大型旅館と違い、客室は10室とはなれのみという「ゆめや」は、とにかく静か。
街の喧騒を離れて、ゆっくりしたいというのが旅の目的なら間違いなくオススメできます。
さらに本当に料理が美味しい。私は新潟出身なので、おなじみの食材がたくさん使われていますが、プロの手にかかるとここまで美味しくなるのかと驚いてしまいます。夕食と朝食についての料理編は、別でまとめたいと思います。
館内のあちこちで宿の心遣いを感じることができ、快適に過ごすことができます。
夕食を済ませて、部屋に戻ると、布団と一緒にカモミールティーが用意されていて、うれしかった！
また、スタッフの人たちの付かず離れずの絶妙の接客も、静かに過ごしたいという宿泊客にとっては嬉しいポイントだと思います。
今回訪れた時はまだ暑かったので、帰りに保冷ケースに入ったミネラルウォーターをいただきました。心遣いが嬉しかった！
また来たい！と思わせてくれる素敵な宿でした。
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