株価はさんざんな状況ですが、高島屋と三越伊勢丹の株を所有しています。
今回は両社の株主優待について、比較し、どちらがより自分に合っているか考えてみたいと思います。
2社の株主優待基本情報
まずは基本情報から。どちらも株主優待カードの提示で、買い物が10%割引になります。
実店舗、オンラインストア、いずれも割引の対象です。また、食料品、セール品も割引となります。
また、どちらの株主優待も除外品があります。
商品券、全国百貨店共通商品券などの金券、金・銀・白金などの地金類、たばこ、旅行費用、送料、修理・加工料など。さらに、高級ブランドも対象外となっています。例を挙げると、エルメス、カルティエ、ティファニー、パテック・フィリップ、ブルガリ、シャネル、ルイ・ヴィトン、ロレックスなど。
三越伊勢丹は、100株以上300株未満で利用額30万円。高島屋は、100株以上500株未満で利用額30万円となっています。
ちなみに、以前日本橋三越と日本橋高島屋のお得意様ラウンジの比較についても紹介しました。
優待対象の違い
だいたい割引対象外となる商品は同じですが、ひとつ決定的な違いがあります。それが、三越伊勢丹はレストラン、喫茶、イートインも10%割引の対象となるということです
高島屋は、イートインコーナー、食堂は対象外となっています。
そのため、百貨店のレストランでお得に食事をしたいということであれば、三越伊勢丹の株主優待がオススメです。
特に日本橋三越や新宿伊勢丹には、有名店が数多く入っています
例えば、日本橋三越にはイタリアン「代官山ASOチェレステ」、「てんぷら山の上」、鰻の「いづもや」、洋食「たいめいけん」、イタリアン「EATALY」など。
新宿伊勢丹には、フレンチ「ル サロン ジャック・ボリー」、「鮨 魯山」、懐石「分とく山」など。
いずれも食べログ評価3.5以上の人気店です。
もちろん高島屋にも、名店が入っていますが、これらは株主優待の対象外となっています。
支払い方法の違い
株主優待での買い物の際、現金、全国百貨店共通商品券、自社グループのクレジットカードが支払い方法として選ぶことができます。
注目すべき相違点がひとつあります!高島屋では、友の会お買い物カードが使用できることです。
友の会とは、毎月一定額を12ヶ月積み立てると、1年後に1ヶ月分がプラスされて利用できるようになるサービスです。つまり13ヶ月分の積立額の買い物ができるようになります。
同様のサービスは、三越伊勢丹にもありますが、株主優待との併用はできません。
高島屋では株主優待を提示して1年積み立てた友の会カードで買い物をすることで、10%以上の割引率で買い物をすることができます。
食事も楽しみたいなら三越伊勢丹 とことんお得にしたいなら高島屋
買い物のついでにデパートで、美味しいものを食べたいという人なら、三越伊勢丹の株主優待がおすすめです。有名店も多いので、いろいろ楽しめそう!
デパートで販売しているものをとことんお得に買いたいという人には、高島屋の株主優待と友の会がおすすめ!特に高額商品でほしいものがある人は、検討してみてはいかがでしょう。
今後、株価がどうなるかはわかりませんが、昨年よりもかなり低い水準になっています。
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