家にあるキッチンばさみを買い換えたい。そう思ってから、しばらくネットやお店で探していました。
そして、めぐり合ったのが、鳥部製作所(新潟県三条市)のキッチンスパッターKS-203です。
新潟県燕三条エリアは、カトラリー、洋食器、包丁、ハサミなど様々なものが企画・製造される金物のまちとして知られています。
新潟出身の私としては、燕三条のものを買って応援したい!と思っています。
ですが、このキッチンバサミ、大人気で売り切れのお店が多く、現在まで入手出来ずじまい。
今回は、この大人気キッチンばさみについて、紹介したいと思います。
キッチンスパッターの特徴
気持ちいい切れ味、シンプルなデザイン、扱いやすいオールステンレスが特徴です。
台所で食材を刻むことを主な用途としています。
刃は、食材が滑らないようギザ刃加工がされています。固い素材でも切りやすいようになっています。
さらに、ばらして洗うことが出来きるので、衛生的です。
強度が強く、傷が付きにくいのもありがたい点です。
製品サイズは、203㎜。153グラム。
全ての工程を日本国内で行っているというのも、安心できます。
品薄が続く大人気商品
公式ホームページでも、入手困難な状況に対してお詫びするほど。
試しに、私もいくつかのネットショップを検索してみましたが、適切な値段で販売している店舗はほとんど「品切れ」となっていました。
同社のホームページによると、テレビや雑誌などに複数紹介されたことで、生産能力を上回る受注が入っているとのこと。
このキッチンバサミは、ほかの製品に比べて機械加工の工程が6倍ほど多いそう。
加えて、職人の手作業での調整箇所も多数あると説明されています。
品薄は仕方のないことなのですね。
ちなみに、地元の商品を取り扱うネットショップ「燕三条金物本舗」でも、「この商品は当面入荷がありません。入荷のご案内もできませんので、ご了承ください」と商品ページに記載されています。このサイトでの価格は、3,980円となっています。
鳥部製作所とは
鳥部製作所は、「鋳物製ラシャ切り鋏」メーカーとして、昭和37年に新潟県三条市に設立された企業です。
ラシャ切り鋏とは、裁ちばさみのことだそうです。
当初は鋳物バサミを製造していましたが、その後ステンレス素材が普及し始めたことで、いち早くステンレスを使ったハサミの製造に着手。
輸出を中心に売上を伸ばし、現在の会社の基礎を固めたそう。
現在は、ステンレスや鋼素材のハサミの製造を行っており、国内市場を中心に特注品を含めた製造を行っています。
ハサミの専門メーカーが作るキッチンバサミ。気長に待って、手に入れたいと思っています。
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