金属加工が盛んな新潟県燕三条エリアで、毎年1回開催されてきた工場見学イベント「工場の祭典」。
コロナ禍もあり、昨年はオンライン開催でした。
そして今年は、11月5日から展覧会「Tsubame-Sanjo Factory Museum」が開催されます。
かつて研磨機を製造する工場として使われていた建物を会場とし、職人の高度な技術や高品質な製品、工場の祭典のこれまでの歩みなどが紹介されます。
今回は、この展覧会について紹介したいと思います。
今年の工場の祭典は展覧会
燕三条での展覧会開催は、今回初めてとなります。
会期は、11月5日から21日まで。
会場は、新潟県三条市大崎1-1-18の旧野水機械製作所となります。
実際に会場を訪れて見学するには、事前の予約が必要。
下記のWEBページから予約できます。
新型コロナウイルスの感染拡大で、従来の方式でのイベント開催が難しくなり、新たな開催方法を模索し、たどり着いたのが展覧会の開催だったそうです。
これまで「燕三条工場の祭典」実行委員会は、イタリアやイギリス、台湾、東京などで、燕三条のものづくりと歴史や文化を伝える展覧会を開催してきた経験があります。
その取り組みは、現地の人たちにも高く評価されてきたそうです。
そこで、今年は工場を解放して、来場者に見学してもらうイベントではなく、本拠地である燕三条で初めてとなる“展覧会”を開催することが決まりました。
会場は廃工場
会場は、かつて研磨機が製造されていた工場です。
移転により、廃工場となっていたこの建物を利用して、開催されます。
2,000平方メートルを超える広さで、天井高はなんと6メートル以上。
広い会場を使ったダイナミックな展示が期待できそう。
展覧会の見どころ
今回の展覧会では、燕三条の職人さんたちが作った製品、その材料、器具を展示。
さらに会場に設置された金属製スクリーンに、作業風景が映し出されます。
また、予約不要のギャラリーツアーも毎週土曜日曜に開催します。時間は、午前11時半から正午、午後3時から3時半の1日2回です。
会場に来れない人に向けて、ライブ配信も予定されています。
FACEBOOKとYouTubeでの配信は、10月5日(金)10:00~、 11月13日(土)14:00~、 11月20日(土)14:00~。各回30分の予定です。
燕三条 工場の祭典とは
工場の祭典は、2013年にスタートした工場見学ができるイベントです。
コロナ前の2019年のイベントとには、100を超える工場が参加し、5万人が来場しました。
偶然にもこの2019年のイベントに参加したのですが、包丁製造の現場などを間近で見学することができて、とても楽しかったです。
この地域で、金属加工が盛んになったきっかけは、江戸時代の和釘づくりだそう。
信濃川の洪水に幾度となく苦しめられてきた人たちが農業の副業として和釘を作りがスタートしました。
明治期には、金物商人によって全国各地に燕三条の金属製品が届けられるようになりました。
例年通りの開催ではありませんが、展覧会もなかなか見応えがありそう。廃工場という非日常の空間がどのように彩られるのがも楽しみです!
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