とうとう消費税が、8%から10%になりました。軽減税率の適用で、飲食料品は8%のままです。外食は10%になります。
そしてこの日から、国のキャッシュレス・消費者還元事業もスタートしました。対象となっている店舗で、クレジットカードなどのキャッシュレス決済で買い物をするとポイントが還元されるというものです。
対象店舗には、共通のマークが提示されています。中小・小規模店舗の場合は、5%還元。フランチャイズチェーン店舗やガソリンスタンドなどは2%還元となります。
コンビニで飲み物を購入してみた
10月1日、早速対象店舗となるコンビニで「サントリー天然水スパークリング」を買ってみました。税抜価格は96円。飲料なので、税率は8%。税込で103円です。
ここにキャッシュレス還元事業が適用されます。コンビニなので2%還元となり、2円が還元されます。最終的に支払い額は101円です。
私はキャッシュレス決済であるJCBの電子マネー「QUICPay」で支払いました。JCBは、ポイント分を金融機関からの振り替え時に差し引いて請求します。つまり、今回の買い物で103円かかりましたが、請求時には2円が差し引かれます。
そのため、9月までは103円で購入していたものが、101円で手に入れることができるようになっています。
軽減税率が適用されている飲食料品でも、キャッシュレス還元の対象になるんですね!てっきり対象外かと思っていました。
ということで、この事業の対象店舗で飲食料品を購入すると、増税前よりも安く買えます。
キャッシュレス還元対象店舗を調べるアプリも
ちなみにどのお店がキャッシュレス・消費者還元事業の対象になっているか調べられるアプリもリリースされています。買い物前に調べたら、ちょっとお得に買い物できるかもしれませんね。
決済方法で還元方法が異なる
キャッシュレス決済のどれを選ぶかによって、ポイント還元の方法は違います。
JCB、三井住友カード、クレディセゾン、ユーシー(UC)カードはポイント還元分の金額を請求時に差し引きます。一方、楽天カードなどはポイントで還元されます。
Suica、WAON、PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、d払いなどもポイントで還元されます。
そして、さらにややこしいのですが、コンビニでのキャッシュレス決済の場合は、その方法かに関わらず値引きとなるそうです。コンビニ店舗であっても、駅構内などにある店舗の一部はキャッシュレス還元の対象外となるようです。
ちょっと調べただけでも、これだけ複雑です。慣れるには、しばらく時間がかかりそうですね。
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