緊急事態宣言中の夏休み。
近場でリフレッシュしようと思い、前から気になっていた東京ステーションホテルに滞在しました。
東京駅の上というちょっと面白いロケーションにあります。
このホテルは、その歴史の長さと朝食の美味しさが人気となっていますが、私がオススメしたいのは、地下1階にあるお風呂です。
今回は、このホテルとリラックス効果抜群な地下のお風呂について紹介したいと思います。
このホテルの売りのひとつである人気の朝食については、↓でまとめています。
追加料金分の価値あり!地下のお風呂
部屋にも、もちろんお風呂はついていますが、ホテル宿泊者は地下1階にあるスポーツジム「ジェクサー・トーキョウ」のお風呂を利用することができます。
1人2,000円(税込)かかりますが、これは試してみる価値あり!
このスポーツジムはホテルの中にあり、入会金や月会費も高め。そのため、設備もかなり整っています。
お風呂エリアも例外ではありません。ゆったり使える広さで、水風呂や炭酸泉など3種類の浴槽があります。そのほかにも、スチームサウナ、ドライサウナも備えています。
照明は暗めで、お風呂の中からはブルーのライトが光っています。
私が特におすすめしたいのが、人工炭酸泉です。
疲労回復や冷え性、筋肉痛などの回復に効果があるといわれているそうです。
入ってみると、お湯が柔らかく、肌に気泡がたくさんついてきて、お湯を上がるとそれが弾けます。
ブルーのライトの中で、ゆったりとリラックスすることができました。
また、炭酸泉のお風呂は、38度と若干ぬるめだったのでゆっくり浸かれました。
たくさんの人が行き交う東京駅の地下で、お風呂に入っているという感覚も、不思議で楽しかったです。
今回泊まったドームサイドのお部屋
今回、予約はクラシッククイーンでしたが、当日追加料金5,000円でドームサイドのお部屋に変えてもらうことができました。
この部屋の窓からは、東京駅丸の内南口を見下ろすことができるんです!
駅からどこかへ向かう人。どこかから駅に到着した人が行き交う様子を見ていると不思議な気分になります。
ドームサイドの部屋は、そのほかの部屋より若干広めの30平方メートル。
そして、このホテルの魅力の一つが天井の高さです。なんと3.9メートル!
天井が高いと、より一層部屋広く感じるし、高級感も増します。
おかげて、とても優雅な気分で滞在することができました。
ちなみに部屋のお風呂は↓こんな感じでした。
そして、アメニティは、フランスのフレグランスブランド「HISTOIRES de PARFUMS (イストワール ドゥ パルファン)」のものでした。
あまり馴染みがないですが、セレクトショップのユナイテッドアローズなどで香水を取り扱っているおしゃれな人御用達ブランドのようです。
ほかとはちょっと違う、特別感を感じられる香りでした。
東京ステーションホテルの特徴
東京ステーションホテルがオープンしたのは、なんと東京駅が開業した1914年の1年後の1915年です。100年以上の歴史を持ちます。
第2次世界大戦後には、日本初のコーヒーショップが開業し、人気を博したそう。
さらに、川端康成や内田百閒など多くの文豪に愛されたホテルでもあります。
松本清張も度々逗留し、映画化やテレビドラマ化もされた「点と線」のトリックの着想をこのホテルで得たとか。
2006年からの東京駅丸の内駅舎の保存・復元工事にともない東京ステーションホテルも一時休館。施設の改装を経て、2012年10月にリニューアルオープンしました。
現在のホテルの部屋数は150室。
館内の客室部分には、向こうが見えないほど長い廊下が続いているのも印象的でした。
最新鋭の設備を備えたホテルも快適ではありますが、歴史を感じることのできる東京ステーションホテルもまた泊まってみたいと思わせてくれるホテルでした。
なんといっても人の行き交う東京駅の上に宿泊している不思議な感覚は、ここならではの楽しさでした!
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