2千坪の敷地の中に、母屋とはなれがある贅沢な宿。新潟県新潟市にある岩室温泉「著莪の里 ゆめや」は、ゆったりとした時間を楽しむことのできる居心地のいい温泉旅館です。
東京から上越新幹線で2時間半で訪れることのできる、手軽な旅先としてもオススメ。新潟出身の私一押しの宿でもあります。
岩室温泉「ゆめや」とは
客室数10ほど。きらびやかな旅館ではありませんが、新潟県のみならず全国にファンがいる有名な宿です。建物も料理も、サービスが行き届いています。
この「ゆめや」は、同じ岩室温泉にある旅館「富士屋」の姉妹館です。オープンしたのは、1988年。
大女将が、もう一度原点に戻って、自分自身が泊まってみたい小さな宿をつくりたいという思いから始まりました。喧噪から離れ、自然の中で静かに過ごしてもらいたい、女性ひとりでも安らげる空間、おもてなしを提供したい、好きな人と好きな時に好きなものをたべてもらいたい。
そんな願いが込められています
食事が最高!ゆめやの魅力
建物たたずまい、雰囲気、料理、スタッフの人たち。それらが調和して、居心地のいい空間をつくっています。
そっと寄り添う。そんな言葉が、ゆめやにはよく合います
10年ほど前、こちらにお邪魔したことがあります
最も記憶に残っているのは、料理です。地元新潟の旬のものがふんだんに使われていて、特に岩牡蠣が最高でした。
家庭でもよく食べる食材が、味付けやなどプロの仕事によって絶対まねのできない絶品料理に仕上がっていました。
そして、翌日出発の際におにぎりをいただいたのも、うれしかった思い出となっています。
静かな空間で癒される
とにかく静かでした。というのも、一室一室が贅沢に配置されています。大旅館ではないので、多くの人とすれ違うこともありません。
ロビーや部屋の窓から、豊かな木々の緑を存分に感じることができます。
2018年には、母屋1階をリニューアルしています。部屋付の風呂は源泉掛け流しとなりました。
お風呂
弱アルカリ泉です。角質層を軟化する効果があり、肌がすべすべになるといわれています。
効能としては、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、冷え性など。
内風呂のほか、露天風呂もあります
私がうれしかったのは、お風呂の入り口に「ことり葉」という休憩スペースがあったことです。豆乳やジュースなどちょっとした飲み物も置かれてあり、ほっと一息つくことができました。
ゆめやまでのアクセス
上越新幹線で燕三条駅下車。
駅からゆめやまでの無料シャトルバスを利用することができます。利用の3日前までに予約が必要です
コメント