クラウドファンディングのMakuakeで、新潟県胎内市の胎内高原ワイン増産プロジェクトが18日、スタートしました!新潟出身の私にとって、今一番のイチオシが、胎内高原ワインです。雑味が少なくて、とても飲みやすいので気に入っています。
ですが、最近はワインコンテスト受賞などで注目が集まり、買いたいときに品切れしていることもしばしば。ぜひ応援したいプロジェクトです。
プロジェクトの内容
プロジェクト支援のコースは3種類です。
- 発売後すぐに完売となってしまう「ヴァンペティアン」1本とお礼状、ぶどう畑とワイナリーを見学できるコースの支援が、7,000円。
- 日本ワインコンクールで2年連続金賞を受賞した品種と同じ「ツヴァイゲルト2018」とお礼状、ぶどう畑とワイナリー見学コースの支援が、10,000円。
- 「ツヴァイゲルト2018」2本とお礼状、ぶどう畑とワイナリー見学コースは18,000円です。
いずれもリターンのワインは2020年5月末までに発送予定で、見学ツアーは2020年6月ごろを予定しているそうです。
このプロジェクトで集まった資金は、畑を拡大するための苗木の購入や、資材費、畑整備費に充てられるとのことです。
目標金額は100万円で、2020年3月31日までのプロジェクトです。12月18日午後10時半現在、支援者は4人で目標金額額の5%の資金が集まっています。
この胎内高原ワインは2019年7月にも、30万円を目標額としたプロジェクトを実施。目標額を倍以上の支援が集まり、ツヴァイゲルトの苗木の植栽を行ったそうです。
胎内高原ワインとは
このプロジェクトを行うのは、胎内高原ワインの栽培生産販売、醸造を手がける「新潟フルーツパーク」です。同社は、第3セクターとして設立されました。
胎内市「蔵王山」に所有する90ヘクタールのうち、47ヘクタールを造成して、そのうち6ヘクタールをぶどう畑として使っています。使用する農薬は天然原料の有機農薬を使い、殺虫剤や除草剤も不使用です。毎日、人の手で害虫を駆除。100%自社園産のワインです。
ここのワインを飲むと、どこかホットする気持ちになります。
国産ワインコンクールで金賞受賞歴あり
国産ワインコンクール2013では、「2012ツバイゲルトレーベ」が金賞・コストパフォーマンス賞を受賞。「2010樽熟成メルロー」が銅賞。
同2014では、「2012ツヴァイゲルトレーベ樽熟成」が金賞、「2011メルロー樽熟成」「2012アッサンブラージュ ルージュ」が銅賞を受賞。
最近では、同2017で「ツヴァイゲルトレーベ2016」が銀賞を受賞など、多数受賞歴があります。
私は、ここにワイン用のぶどうが植えられる前の畑を見る機会がありました。あの頃は、ただのだだっ広い斜面で、ぶどうを植えてワインを作ることが途方もない長い道のりのように感じたのを覚えています。
初めて胎内高原ワインを新潟県の地元スーパーで見つけたとき、うれしくなってすぐに買い物かごに入れたのを今でも覚えています。そして、一口飲んでびっくり。想像を上回る美味しさで、それ以来ファンになっています。
このワインが作られている胎内市について
胎内高原ワインが作られている胎内市は、2005年9月に北蒲原郡中条町と黒川村の合併により誕生しました。新潟県の北部に位置し、人口は3万人弱です。
飯豊連峰を源流とする胎内川、日本海などに囲まれた自然豊かな街です。冬は積雪も多い地域です。
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