東京もGO TO トラベルキャンペーンの対象になったということで、さっそく旅行に出かけてみました!
新潟出身の私は新潟びいき。
ということで、今回は新潟市の岩室温泉「高志の宿 高島屋」に行ってきましたので、紹介したいと思います。
料理が自慢!こじんまりとした素敵な宿
高島屋は、「泊まれる料亭」とホームページにあるように、料理が自慢の宿です。
その日仕入れた旬の食材で、手間暇かけて作り出されます。
料理もさることながら、それが盛られる器も美しく、毎回どんな料理がどんなふうに盛り付けられて出てくるのか楽しみです。
客室数20室で、こぢんまりとしています。
緑あふれる宿の庭には、毎年フクロウが巣作りしているとか。
ゆったり休みたい大人の旅向きです。
到着後に提供されたビールに感激!
到着後、チェックインの際に、コーヒーもしくはビールのサービスがありました。
私は迷わず、ビールをチョイス。
新潟県阿賀野市のクラフトビール、スワンレイクビールをいただきました。
苦みが少なく、美味しかったです。
ちなみにこの高島屋は、スワンレイクビールなどを手がける天朝閣グループの一員です。
お部屋の様子
今回は1階にある部屋に宿泊しました。
決して新しくはないですが、すみずみまで手入れがしてあって、快適に過ごせました。
お茶請けのお菓子は、地元「岩室製菓」の岩室せんべい。
素朴な美味しさで、帰りに売店で購入して帰りました。
1階ということで、窓から庭がよく見えるところもよかったです。
そして、コロナ対策のため、客室内にもアルコール消毒も用意されていました。
天井の高い大浴場が気持ちいい
お風呂は「竹生の湯」と「翁の湯」の2つで、男女入れ替え制です。シンプルなお風呂ですが、それがかえってすがすがしい。気持ちよく入浴できました。
ほのかに硫黄の匂いがする、温泉らしいお湯でした。
どちらのお風呂も、小さめの露天風呂があります。露天風呂の方が、ぬるめなので長く入っていられました。
歴史ある主屋
高島屋は、庄屋屋敷の雰囲気を今に残す温泉宿です。
主屋、土蔵、旧米蔵は国登録有形文化財となっています。
江戸時代後期の富農民家建築の特徴を残す主屋は、鴨居を多用し、5間続きの開放的な空間です。
2020年に出版された「ミシュランガイド新潟2020特別版」にも、掲載されました。
また、2014年に放送された「十津川警部シリーズ・越後・会津殺人ルート」でも、高島屋が登場していました。
岩室温泉について
新潟市内にある唯一の温泉地です。
といっても、平成の大合併で新潟市となった旧岩室村にあります。
そのため、中心街からは車で50分ほどかかります。
夏には蛍が舞う自然豊かな地域です。また、日本海にも近く、新鮮な海の幸も魅力です。
岩室温泉は300年の歴史ある温泉地で、泉質は含硫黄・ナトリウム・カルシウム塩化物温泉です。
越後出雲崎に生まれた江戸時代後期の僧侶、良寛さんも岩室温泉に度々足を運んでいたそうです。
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