淡い色合いのブルーやオフホワイトの靴下。
ひとつひとつが丁寧に製造さていることが伝わってくるような、そんな商品です。
履き口にゴムが入っていないため、足を締め付けない優しい靴下を製造する新潟県五泉市の「くつ下工房」をサポートするクラウドファンディングが「READYFOR」でスタートしました。
今回は、このクラウドファンディングと靴下工房について紹介したいと思います。
締め付けないくつ下のヒミツ
20年以上前から製造しているという「くつ下工房」の締め付けない靴下。
そのヒミツは、裏糸として伸縮性のあるナイロンやポリウレタン糸を全体に編み込んでいることにあります。
そのため、くつ下全体がストッキングのように伸縮します。
さらに、ずれ落ちにくくするために履き口は二重仕立てにしてあり、足に食い込みません。
心地よい履き心地は、その編み上げ方や仕上げ方を工夫しています。
低速で編むことで、糸の持つ風合いを活かします。
できあがりの寸法よりも大きく柔らかく編んでから、ゆるめのプレスをかけることで縮め、ふんわりと仕上げます。
時間、糸ともにたくさん必要となりますが、履くとやみつきになる心地良さ。
クラウドファンディングのリターン商品
リターン商品のくつ下は、3足1セットになっています。
テーマは、「身体を『ゆるめる』ためのKAIHO SOCKS」。
足首を締め付けず、身体の巡りを妨げないよう配慮して作られています。
KIHON靴下は、締め付けず温めるためのソックスです。「三陰交」のツボを温め、ずれ落ちを防止するために足首部分は二重仕立てです。
TSUKIは、汗や蒸れが気になる時用。前面はメッシュ編みで、吸湿と放湿に優れています。
SHINSHUKUは、リラックスタイムにオススメのくつ下。凸凹編みで伸縮性が高く、ゆったりとした履き心地が特徴です。
22-25㎝の3タイプのくつ下がセットになった商品は、ピンク、ブルー、ブラウンなど7カラー。
25-27㎝の男性用「KIHON」3足1セットは、クレー、オフホワイト、ネイビーの3カラーです。
コースは18種類。
KAIHO SOCKS 3タイプセット(22–24センチ)が、6,000円。
KAIHO SOCKS MEN’S KIHON 3色セット(25–27センチ)が、6,000円。
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そのほか、くつ下と腹巻、お茶、お米などがセットになったコースもあります。
![](https://readyfor.jp/rails/active_storage/representations/proxy/eyJfcmFpbHMiOnsibWVzc2FnZSI6IkJBaHBBNUpYQVE9PSIsImV4cCI6bnVsbCwicHVyIjoiYmxvYl9pZCJ9fQ==--7d9b71bad4cfd72e72f4c8d61c28d5655f47e54a/eyJfcmFpbHMiOnsibWVzc2FnZSI6IkJBaDdDRG9MWm05eWJXRjBPZ2wzWldKd09oTnlaWE5wZW1WZmRHOWZabWxzYkZzSGFRTGdBbWtDbmdFNkNuTmhkbVZ5ZXdZNkRIRjFZV3hwZEhscGFRPT0iLCJleHAiOm51bGwsInB1ciI6InZhcmlhdGlvbiJ9fQ==--1853a891dd6bcfcfbe4fac5bdcd8ca724ef814f9/p73105-key-visual.jpeg)
「くつ下工房」とは?
くつ下工房のある新潟県五泉市は日本有数のニット産地です。
実は、ファッション誌に掲載されている人気ブランドの商品を、五泉市のニット工場が数多く手がけています。
「くつ下工房」は、家族5人で運営する小規模工場です。
ゴムなしの靴下は、職人の上林希久子さんが開発しました。
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上林さんのお父さんが病気で足のむくみがひどくなり、普通のくつ下がはけなくなりました。
そこで、少しでも快適に過ごしてほしいと、ゴムなしくつ下を作り始めたそうです。
もともと上林さんの両親は、履く人が喜ぶ心地よい靴下づくりを手がけていました。
それを上林さんが受け継ぎ、試行錯誤を経て、足に食い込まないゴムなしくつ下が誕生しました。
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今回のクラウドファンディング
このクラウドファンディングは、くつ下工房とものづくりをしている東京のRELIEFWEARが実行者となっています。
目標金額は150万円。集まった資金は、くつ下工房の事業存続のために使われます。
期間は、11月30日まで。
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