7月17日に発売となった「ミシュランガイド新潟2020新潟版」を早速手に入れました!東京都内の書店では在庫のある店舗が少なく、若干苦労しましたが…。アマゾンでも品切れになってますよね。
今回は苦労して手に入れたミシュランガイド新潟について、紹介したいと思います。
どんなことが掲載されているのか
出版に先駆けて、14日にはYoutubeの公式チャンネルで掲載店舗の発表がありました。掲載店舗についてはこの動画を見れば、知ることができます。
本を買ってみて使いやすそうと思えた点は、全てのお店について4行で紹介されているとことです。
お腹が空いているのでいち早く好みの店を見つけたい、全体を見回したいという時に、この4行という絶妙の長さのコメントがありがたい!読み手の負担にもならず、とにかくとっつきやすい分量でした。
このコメントの量は、星の数やビブグルマン、ミシュランプレートのどれかに関係ありません。掲載店全てが、写真2枚とコメント4行というスタイルでまとめられています。
そのほか、住所、電話番号、料金の目安などが掲載されています。
例えば、ビブグルマンに選ばれた新潟市のとんかつ店「とんかつ太郎」は、新潟県の人たちに愛されているタレカツ発祥の地であることなどが説明されています。写真は店内と、迫力満点のカツ丼の2枚です。
普段何気なく入っていたお店の歴史やこだわりを、この本で知るというのも面白いです。
新潟市内のお店であれば、かなり知っている方と思っていたのですが、知らないお店も多かったです。
写真を見て「美味しそう!行ってみたい」と思ったのは、一つ星を獲得した新潟市のフレンチ料理「iso」です。お店の雰囲気は和風で、カウンターがメイン。地物にこだわった料理を提供しているそうです。
また、新潟出身の私としては、外の人が新潟の食をどんなふうに感じるのかというのも興味深かったです。
本の構成は、下越、中越、上越、佐渡の順で、レストラン・飲食店、宿泊施設が掲載されています。やはり新潟市が含まれる下越のボリュームが大きいですね。全207ページです。
ミシュランガイドとは
ミシュランガイドがフランスで初めて発行されたのは1900年。その後、1926年から「美味しい料理を星の数で表す」評価がスタート。今では美食ガイドの代表格となっています。
北米に進出したのが2006年。2008年に「ミシュランガイド東京2008」がアジアで初めて発行されました。
現在は東京、京都、大阪版のほか、特別版として、宮城、富山・石川、愛知・岐阜・三重、広島・愛媛、鳥取、福岡・佐賀・長崎、熊本・大分が発行されているそうです。
日本国内でのミシュラン対象エリアとしては24個目となるそうです。
新潟旅行を計画している人、新潟に住んでいる人、どちらにもおすすめできる一冊です。
ちなみに、新潟の食のガイド本としては、「新潟 美食手帖」もおすすめです。こちらはミシュランガイドと趣が違い、ガイドというよりは読み物のような感じです。興味がある人は、こちらも参考にしてみてはいかがでしょうか。
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