ツボエの極上おろし金がベスト100に！2020年度グッドデザイン賞発表

10月1日、2020年度グッドデザイン賞が発表されました！

この中の「グッドデザイン・ベスト100」から、今年の大賞、金賞、グッドフォーカス賞が選ばれ、10月30日に発表されます。

新潟出身の私は、特に新潟の企業の商品に注目していました。

このブログでも紹介してきた商品がいくつか入賞していましたので、紹介したいと思います。

オシャレなツボエの「極上おろし金箱−」

以前取り上げたツボエ（新潟県燕市）の高級おろし金が、ベスト100に入りました！

ということで、この先の審査に進みます。

この商品、デザインの美しさ、使い勝手の良さそうな作りが気になっていたんです。

生まれた背景には、大根おろしは好きだが、おろすのが面倒という人が多いことに着目し、簡単にすり下ろせて、手入れも簡単なものを作ろうと開発したそう。

生まれた商品は、オールステンレス製。

収納時におろしの刃の保護と汚れを防止するための蓋が付いています。

この蓋が優れもので、おろす際に容器の下に敷くと、滑り止めゴムに。

また、おろし金容器は傾斜が付いており、おろしやすい構造になっています。

この容器には、ピッタリと合うざるが付いており、余分な水分を切ることができます。

価格は、税込8,800円と高額ですが、納得できるデザイン、便利さだと思います。

これから大根の美味しくなる季節。大活躍する予感です。

先日、予約再開となり、今回もすぐに完売となった4w1hの「ホットサンドソロ」もベスト100には入りませんでしたが、グッドデザイン賞を受賞しました！

この商品を主体となって企画、製造しているのは、杉山金属（新潟県燕市）です。

特徴はなんといっても、1枚の食パンでホットサンドが作れること！

私もずっとほしいと思っているのですが、毎回予約再開とともに即完売となるので、まだ手に入れられていません。

価格は税込4,950円。人気のため現在、ほしくても手に入れられる状況ではありません。

最新の情報は公式インスタグラムで随時発表されます。

今回のグッドデザイン賞では、アウトドアブランド「スノーピーク」（新潟県三条市）の商品が多数入賞していました。

まずグッドデザイン・ベスト100に、クッカーセットが入りました。食材を中に入れて持ち運べるクッカーです。

家である程度下準備をすませて、あとは現地で火にかけるだけという初心者にもうれしいセット。

鍋とフライパン、ガラス蓋、取り外しできるハンドル、収納ケース、収納ベルトがセットになっています。

このほか同社はグッドデザイン賞を複数商品が受賞しました。

火にかけるだけでハンドドリップコーヒーができるパーコレーター（2020年12月発売予定）。米が炊ける土鍋と皿のセット「土鍋膳」などです。

さらに、三条市にあるスノーピークミュージアム、地域の文化や食、ものづくりを伝えるローカルツーリズム、再生糸からアパレルを製造するというプロジェクトなども受賞しています。

グッドデザイン賞は、1957年に創設されました。

デザインを通じて産業や生活文化を高める目的としており、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。

2020年度は、4,769件の審査対象の中から、1,395件のグッドデザイン賞が選出されました。

グッドデザイン・ベスト100に選ばれた100件から大賞などの特別賞が10月30日に発表されます。