オンラインで工場から動画配信!10月から始まる新潟・燕三条「工場の祭典」が面白そう 

今年も行く予定だったのに!

そんな思いでいる人も、きっと多いはず。

2013年から続いていた新潟・燕三条の「工場の祭典」が、今年はコロナウイルスの影響で中止となりました。

残念な気持ちを引きずっていましたが、2020年はオンラインによるものづくり現場の配信が行われるそう。

うれしい!

期間は、10月1日から31日までの1ヶ月間

土曜日、日曜日は基本的に休みで、最終日の31日のみ配信があります。

新潟出身の私ですが、昨年初めて参加し、すっかりファンになってしましました。

詳しいスケジュールが発表されましたので、昨年参加した経験も踏まえ、紹介したいと思います。

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動画の配信スケジュール

発信する内容は、毎日変わります。

  • 毎朝午前8時からは、30秒から3分程度の短編動画
  • 毎日午後2時からは、30分から1時間程度のライブ配信
  • 10月6、20、31日の3日間限定で、午後7時から対談


「和釘」「塗装」「食器」などテーマが日ごとに設けられていて、それに沿った動画が配信されます。

オープニングの10月1日のテーマは「和釘」です。

江戸時代、燕三条地域では、副業として和釘の製造が奨励され、それをきっかけとして金属加工が盛んになっていきました。

初日朝、和釘の製作「火造りのうちやま」の動画から、今年の工場の祭典がスタートします。

午後2時からのライブ配信は、開会式になります。

その後は、鋼材の切断やマグマ鋳造、銅器の製作、鋏の研磨、金型の製作、厨房機器の溶接など、様々な工場の場面が動画で配信される予定です。

自分で行くと、多くても1日3~4カ所くらいしか見て回れないので、プロが撮った動画を好きなだけ見ることができるというのはありがたいですね。

昨年行ったときは、車での移動が必須でした。

私が気になった見どころ!

昨年、クラウドファンディングでフライパンを購入した三条特殊鋳工所(三条市)のマグマ鋳造は、迫力がありそう。

配信は2日朝です。

ちなみに鋳造とは、作りたい形の型に溶けた金属を流し込んで、それを冷やして固める加工方法のことだそう。

もちろん見たことはありません!

この日午後のライブ配信は、爪切りで有名な諏訪田製作所(三条市)の工場見学となっています。

同社は、7月に新工場を開設したばかり。これまで、研磨、鍛造、見学用施設など3棟に分かれていたものを1カ所に集約しました。

行ってみたいと思ってたんです!

また、Youtube動画が話題となっている武田金型製作所(燕市)も注目しています。

どんな動画かというと、金属の板から飛び出した文字を板に戻していくと、継ぎ目が全く分からなくなるというもの。

金型の高精度技術をアピールするために作ったというインパクト大の動画です。

【マジックメタル】文字が浮かび上がる金属ー武田金型製作所ー

10月21日朝には、同社の金型の製作動画、午後は工場見学が予定されています。

これはなかなかお目にかかれないと思ったのは、大工用鑿(のみ)を中心に製造を手がけている「鑿鍛治 田斎」(三条市)の工場見学です。

全国の職人から、問屋を通じてオーダーメイドの注文が入るという知る人ぞ知るメーカーです。こういうメーカーの見学をできるのも、工場の祭典の醍醐味ですね。

動画で見せてもらえると、製造工程の部品でもより身近に感じることができそうですね。

爪切りや包丁といった消費者に届く最終製品を作っている工場でないと、一般人にはイメージが沸きにくいのも事実です。

そのほかにも、一般人にとってはマニアックな「鋸(のこぎり)の目立て」「切削作業」「火鋏の塗装」など製造工程の動画配信が満載です。

未知の世界ですが、身近にある道具がどのように作られているのかは興味が沸きますよね。

3日間限定の対談

対談は、10月6日(火)、20日(火)、31日(土)の3日間です。

1回目は、人気セレクトショップのバイヤーなどを手がけてきたmethod(東京)の山田遊社長と、鉈(なた)や包丁などを製造する日野浦刃物工房が対談をします。

2回目の対談は、ECサイト「村の鍛冶屋」の運営や和包丁、アウトドア用品の製造・販売を行う「山谷産業」と、斧や鉞(まさかり)の製造を行う「水野製作所」。

3回目は、工場の祭典の歴代実行委員長らによる対談が行われます。

燕三条 工場の祭典とは?

ものづくりの現場に触れ、見学できるイベント「工場の祭典」は2013年にスタートしました。

金属加工が盛んな新潟県燕三条エリアで、毎年10月に開かれます。

期間中は、工場が開放され、見学や体験ができるようになっています。

ちなみに、昨年私はステンレスマグカッップの研磨体験をしました!

1回目は50社程度だった参加工場も、昨年は100を超えました。

今では新潟県内外から、5万人の来場者が訪れるイベントに育っているそうです。

8回目となる今年も当初は10月1日から4日までの開催を予定していましたが、コロナウイルスの感染拡大を避けるために中止の決断をしたそうです。

ですが、迫力のある製造工程や、そこで働く職人の日常に触れてほしいという思いから、今年は初のオンライン動画配信を行います。
どんな風景が映し出されるのか、今から楽しみです。

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