新潟に来た際にぜひ立ち寄ってほしいのが、地元のスーパーです。新潟県民にとってはおなじみ、他県出身者にとってはちょっと珍しいものに出会えると思います。
新潟の食卓に並ぶ「えご」「あぶらあけ」「そば」
まずは「えご」!新潟県民には馴染み深いものですが、県外で見ることはないですね。「えご草」という海藻が原料です。見た目は、写真のようにもずくのような色をしていて、四角いです。
海藻の味そのもので地味ですが、食感はぷるんとしていて食べていると癖になります。酢味噌やしょう油、ぽん酢などで食べます。
続いて、「栃尾のあぶらあげ」。栃尾とは地名で、旧栃尾市を指します。このあぶらあげ、デカイです!通常の2倍以上です。ずっしりとしていて、かなりの食べ応えがあります。ネギや納豆を中に入れて、食べても美味しいです。
次は、十日町市や小千谷市のそばです。乾麺になったものが、スーパーでも売られています。この地域の蕎麦は、つなぎに「布海苔」という海藻が使われていることが特徴です。新潟でよく聞く「へぎそば」とは、「へぎ」と呼ばれる容器にいれることがら、そう呼ばれていると言われています。
新潟土産の代表「笹団子」を自分で作る材料も!
そして、笹団子!新潟のおみやげの定番ですね。新潟のスーパーでは、この笹団子を自分で作るためのグッズを販売しています。一般的に、笹の葉が出てくる春に作ることが多いです。なので、これらの材料も主に春に売られています。
今では家庭で作ることは少なくなって行きていますが、試してみるのも楽しいかもしれません。ただし、笹に包んで紐で巻くのは慣れないうちは難しいです!
今回立ち寄ったスーパーには、団子の生地のもと、あんこ、笹の葉、団子を包んだ笹の葉を縛る紐と、必要な材料が全て販売されていました!
美味しい!だししょう油「越のむらさき」
続いて「しょう油」です。
全国各地でしょう油は醸造されていると思いますが、私のおすすめは新潟県長岡市で造られている「越のむらさき」です。小さい頃、我が家の食卓のしょう油がこの「越のむらさき」に替わったとき、子供ながら衝撃を受けました。
この商品、大豆と小麦、天然塩で造ったしょう油に国産のかつお節を加えているそうです。かけるだけでなく、料理に使ってもおいしく仕上がります。とても上品な優しい味です。
とにかく一度、香りをかいでもらいたい!子供の私でも違いが分かったおいしさです。普通のしょう油よりも、色は薄めで、塩分量も低めです。
残念ながら、都内のスーパーではほとんど見かけません。今すぐ試してみたい方は、ネットで購入できます!
新潟の夏の定番「ナス漬け」のもと!
さらに、新潟県民おなじみのナス漬けのもとも売られていました!ナスがたくさん採れるようになる夏の定番の副菜ですね。このナス漬けに使われるナスは、都内で見るナスよりも小ぶりです。たまに食べたくなって、都内のスーパーで探してみるのですが、なかなか見つかりません。
スーパーには、新潟ならではの商品も多数売られています。ぜひ一度、立ち寄ってみてください!
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