食欲の秋。「米」「酒」「魚」美味しいものを食べに、旅に出ませんか。
新潟や庄内の魅力のひとつである「食」にスポットを当てたJRグループのデスティネーションキャンペーンが10月からスタートします。
キャンペーンでは、日本海や雄大な山々にはぐくまれたこの地域の「食」を再発見できる旅を提案しています。
12月31日までの期間中、臨時列車が運行されたり、各地に食や産業にまつわるイベントが開催される盛りだくさんのイベントとなっています。
デスティネーションキャンペーンとは、JRと地元の観光事業者などが共同で行う大型観光キャンペーンです。1978年、国鉄と和歌山県が共同で行ったキャンペーンが始まり。 直近では2014年に新潟で、「うまさぎっしり新潟『彩とりどりの春めぐり』」が開催されました。
観光列車「海里」がデビュー
今回のキャンペーンに合わせて、観光列車「海里」が10月5日にデビューします。金曜、土曜、日曜を中心に運行されます。
新潟駅(新潟県新潟市)~酒田駅(山形県酒田市)を運行するこの列車のコンセプトは、「新潟の食」「庄内の食」「日本海の景観」です。
海沿いの景色を楽しめる桑川~越後寒川は、速度を落として運行するそうです。
個人的な感想ですが、このあたりの風景が好きです。ただの海ではなく、岩礁や洞窟など変化に富んだ景観は、見ていて飽きません。
新潟市の老舗料亭などが手がける食事が提供されるのが売り。
自然豊かな風景と、美味しい食べ物を堪能できるお得な列車となっています。
「海里」だけではありません。11月2、3日には快速「SL日本海美食旅」が、村上―酒田間を運行。
11月4日には快速「EL上越線美食旅」が新津―水上間を走ります。ELとは電気機関車のことだそうです。
新潟県村上市の「屏風まつり」「宵の竹灯籠まつり」が開催されている10月12日13日には、「村上宵の竹灯籠まつり号」。
そのほかにも多彩な臨時列車が多数運行されます。
地元若手シェフ考案のメニューなど多彩な催し
さらに、新潟や庄内ではこのキャンペーンに併せたイベントも数多く開催されます。
10月14日には、新潟県燕市産業史料館で、タンブラー作りと新潟のプレミアムな食事を楽しめる「NIIGATAプレミアムダイニング」が開かれます。
金属加工の集積地として有名なこの地域ならではの体験として、純銅タンブラー作りを行った後、若手シェフらが目の前で料理を披露します。
地元の豚肉や野菜を使った料理を、この地域のカトラリーを選んで、楽しむことができます。予約は↓から。
また、10月1日から11月24日の期間は、ガストロキッチンと題して、キャンペーンの地域の飲食店約100店が特別メニューを提供します。
さらに、JR東日本グループのホテル「メトロポリタン」や商業施設「エキュート」などでも、新潟や庄内の食材を使った特別メニューが出されます。
キャンペーンのPRを行います。ルミネでも食を中心とした商品を販売する予定です。
観光型MaaSの実証実験も
そして!このキャンペーンで訪れる観光客を対象として、新潟市で「観光型MaaS」の実証実験も行われます。
これは移動手段の検索、予約、決済などをシームレスでおこなえるサービスです。
期間中、新潟市内で飲食店や観光地などの情報の提供、移動手段の予約や決済などをスマートフォンでできるようにするそうです。
パンフレットPDFはダウンロード可
キャンペーンの特設ホームページでは、地域ごとのパンフレットがPDFでアップされています。
地域全体がデスティネーションキャンペーンで盛り上がります。この機会に、食材豊かな新潟・庄内への旅行を検討してみてはどうでしょうか。
下記から↓ツアー検索できます。
都内の駅でも、ポスターを見かけるようになってきました!
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