昨年、ネットで写真を見かけてから気になっているものがあります。
新潟県燕市のおろし金専門メーカー、ツボエが作る高級おろし金です。
なんとお値段、8,800円!
ちょっと二の足を踏んでしまう高額商品なのですが、シンプルで機能的なデザインに目を奪われました。
ニイガタIDSデザインコンペティション2020 受賞
この商品、先日発表された「ニイガタIDSデザインコンペティション2020」でIDS賞を受賞しました。
このコンペティションは、にいがた産業創造機構(NICO)が主催。新潟県内企業のブランド育成を目的としてスタートし、今回で30回目となります。
ちなみに大賞は、諏訪田製作所(三条市)の爪切り「スワダネイルクリッパー」が受賞しました。
今回は、私が今、1番気になっているツボエの極上おろし金「箱」の魅力やすごさについて、紹介したいと思います。
おろし金メーカー、ツボエとは
ツボエは明治40年創業の老舗メーカーです。
創業当時はヤスリの製造を手がけていました。その技術を生かし、現在では業界でも有数のアイテム数を持つおろし金などを手がけています。
ツボエのおろし金は、大きさや形状など様々な種類が用意されています。
食材に合わせて金属を選定し、加工の形状や目立ての配置を決めているそうです。
きっと一度はどこかで目にしたことのある方が多いと思います。
極上おろし金 箱 のすごいところ
極上おろし金「箱」のおろし刃は、一目づつ本目立てされています。
本目立てとは、たがねといわれる道具をつかって金属板を叩いて掘り起こし、おろし刃を造ることを意味するそうです。
これで造られたおろし金は、プレス機で一気に形成される刃よりも、切れ味がよく、耐久性も高いといわれています。
この刃を使うと、繊維を引きちぎることなくおろせるので、きめが細かく、食感のよいおろしが出来上がるそうです。
商品は、おろし金、容器、水切りざる、シリコン蓋の4点セットになっています。
容器に傾斜があり、おろしやすいデザインです。
さらにシリコン蓋は、おろす時は下に敷いて滑り止め、おろし終わった後は保存のための容器の蓋として使用できます。
どこで購入できるのか
初めて見かけた時は、まだネットで購入できるところを見つけられなかったのですが、最近になって楽天でも購入できるようになりました!
さらに先日、上越新幹線燕三条駅にある観光物産センター「燕三条WING」に行く機会があったのですが、そこにありました!
駅のお土産屋さんというだけではなく、鍋や刃物、カトラリーなど燕三条の特産品も並んでいるので、燕三条駅に立ち寄る機会があれば、ぜひのぞいてみてください!
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