いつ申し込んだのかも忘れてしまったくらい過去のことになっていた足測定用「ZOZOMAT」が到着しました。日頃、なかなか合う靴がなく、苦労している私にとって救世主となるのか。
百貨店の3D測定機の結果と合わせて、ZOZOMATを紹介したいと思います。
ZOZOMATとは何か?
思い返してみると、ZOZOMATを予約したのは2019年6月のことでした。ZOZOSUITと同じく無料だったため、気軽にクリックしました。
その際、案内された「お届け予定日」は、2019年秋冬でしたが、私の手元に届いたのは3月上旬でした。
ポスト投函されたZOZOMATを開封すると、そこにはMATという名の四つ折りになった紙が1枚入っているだけでした。正直「え?これだけ?」と拍子抜けしてしまいました。
マットは、真ん中に足形が書いてあります。それを囲むように、ZOZOSUITにもある白いドットが配置されています。そのドットの外側に、6色に色分けされた円が描かれています。
どうやって測定するのか
計測には、届いたマットとスマホ、ZOZOTOWNのアプリが必要です。
アプリを開いて、右下にある測定をタップ。性別、名前、生年月日の登録を済ませて、次に進みます。
自動的にイントロダクションの動画がスタートします。下にある「測定を開始する」をタップすると、さらに具体的な説明動画が始まります。
まず、足をマットの足形部分において真上から写真を撮ります。その後、右側、左側のそれぞれ3カ所から撮影をして完了です。
右側、左側からの撮影がはじめうまくいかなかったのですが、もう一度動画を見直し、スマホの持ち方を直すとうまくいきました。慣れてしまえば、スムーズに進みます。
測定後にオススメの靴が提案される
測定後は、自分に合った靴が「相性度○%」と紹介されます。
私のリコメンドには、トップにNew Balance のスニーカーが相性度95%と出てきました。上位4位は全てスニーカー、5位に初めてミネトンカのスエードモカシンシューズが入っていました。こちらの相性度は87%。
おすすめされるシューズは、「すべて」「スニーカー」「パンプス系」とカテゴリーごとに閲覧することができます。
自分の足の特徴
私の足は、足幅が狭く既製品ではなかなか合う靴を見つけられません。
特にパンプス系は、足が前にずれて、長時間履いていると必ず足先が痛くなります。幅が狭いため、途中で止まらず、滑ってしまうからです。
そのため、これまでにも専門店や百貨店などで足形測定を試したことが何度かあります。
百貨店の3D測定機と比較
サンプルとして昨年、日本橋三越の靴売場で3D足型測定機を使って計ってもらった結果と、ZOZOMATの測定結果を比較してみたいと思います。
まず基本条件を比べます。三越の測定機では、①足長②足囲③足幅。0.1㎜単位まで測定します。
一方、ZOZOMATは、①足長②足幅③足囲④かかと幅⑤足甲高さ。1ミリ単位での測定です。そのほか、ZOZOMATでは足先の形のタイプ、足甲の高さが標準と比べてどうかなども表示されます。
2つを見比べると、最小で0.6ミリ、最大で3.3ミリの差がありました。全体的にみて、ZOZOMATの方が少し大きく測定されています。
測定する時間帯、足のむくみ具合でも差が出ると思いますので、一概には言えませんが、参考まで。
百貨店の3D測定機は、いかにも機械という感じの大きなものだったので、紙1枚とスマホで測定するZOZOMATともっと差が出るのではないかと思いましたが、それほどありませんでした。ただ、測定後におすすめされる靴には差がありました。
パンプス難民の私の感想
パンプスがほしいのであれば、百貨店で測定して購入したほうがよさそうです。ZOZOで出てくるものは、ごく一般的でどちらかというと若い人向けのブランドが多めです。
幅狭めという靴でも足が前に行ってしまう私にとっては、「本当にこの靴で合うのだろうか?」と疑問を感じました。
合う靴が見つからないので、私は普通の人よりも靴の試着を多く経験していると思います。「このメーカーは合わない」「このデザインは足が痛くなる」ということを、ある程度イメージできます。
アラフォー世代のパンプス探しなら、三越伊勢丹の3D測定機がおすすめです。
ですが、スニーカーならZOZOTOWNが品揃えが多そうでした。自分の足に合うスニーカー探しなら、ZOZOMATを検討してもいいのではないでしょうか。
今後、ZOZOTOWNに期待することは、ミリ単位で調整して自分だけの靴をオーダーできる商品をぜひ作ってもらいたい!何十足も足が痛くなるパンプスを購入している私としては、期待が膨らみます。
コメント