東京・丸の内の新東京ビルB1と8Fに24日、無人カフェロボットが登場します。
アプリをインストールし、ロッカーで受け取るスタイル。マシンは、最大20人が同時受け取り可能です。
さらにAIが搭載されており、待ち時間の短縮も期待できます。
1杯300円の自信作
価格は1杯300円。
ドトールなどよりは高め。スターバックスと同程度といった強気の価格です。
とはいえ、提供するコーヒーにはかなりの自信を持っているようです。
メニューは、「すっきりフルーティー」と「プレミアムスイート」の2種類です。
ホットとアイスを選べます。「すっきりフルーティー」は、柑橘系のフルーティーな酸味が特徴。「プレミアムスイート」は、チョコレートや完熟フルーツのような華やかで甘い香りです。
コーヒーは作り置きではなく、AIが需要を予測してタイミングよく抽出します。
どうやってオーダーするのか?
注文方法は、まずアプリ「root C」をダウンロード。受け取り場所(B1か8F)を選択します。次に購入するコーヒーを選びます。
最後に受取時間を決めて、支払いに進みます。受取時間は、10分刻みで選択可能です。
時間になったら、アプリからロッカーのロックを解除。商品を受け取ります。カップの蓋、ストロー、砂糖やミルクも用意されているそうです。
支払い手段は、事前に登録したクレジットカードのみです。
4月6日まで実証実験を行い、ビジネス街の人たちの消費行動とユーザーの体験を検証する。
基本情報
スタートは、24日の午後から。平日午前7時30分から午後7時の営業。土曜日曜は休業です。
東京都千代田区丸の内3丁目3-1の新東京ビルのB1と8Fにマシンが設置されます。
この取り組みについて
昨年8月にも、大阪で同様の実証実験を行っています。そのデータをもとに、アプリ提供やハードウェア面などの改良を実施しています。
ロボットや需要予測システムを開発するNew Innovationsが、行います。
同社を創業した中尾渓人氏は1999年生まれの起業家で、14歳から自律型ロボットの開発を手がけています。日本代表として競技大会「ロボカップジュニア」に参加した経験もあるそうです。
TOUCH−AND−GO COFFEEのライバルとなるか?
ネットでコーヒーを注文できるというと、思い浮かぶのが東京・日本橋の「TOUCH-AND-GO」です。2019年6月にオープンしたこのお店は、LINE上でオーダーするシステムです。
オープン当初は、大人気で朝の内にその日のオーダーが締め切られることもあったようです。私も早起きして、チャレンジしてみました。
ですが、今ではだいぶ落ち着いてきているようですね。
TOUCH-AND-GOの店舗は今のところ日本橋にしかありません。また、root C も大手町のみです。
今後両者の店舗が増えていけばライバルとなっていくのではないでしょうか。
私が、「root C」に期待することは、待ち時間の短さと、コーヒーの味です。実証実験がスタートしたら、利用してレポートしたいと思います!
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